クラインジア薫晃殿の突然死
2017/08/11
8月6日に入手したクラインジア属薫晃殿ですが
8月7日に突然本体が腐って枯れてしまいました。
クラインジアはマミラリア近縁種ということで
やはり軟質マミラリア系のサボテンは
管理が難しいようです。
枯れた原因は?
薫晃殿を入手後、1日で変色して
腐ってしまったので
原因は良く分からない
というのが本当のところです。
推察できる要因としては
・気温が高かった
・鉢底がずっと湿っていた
この2つくらいです。
薫晃殿入手後に水やりはしていないので
鉢底がずっと湿っていたのは
入手前の水やりで既に
根腐れをおこしていたと考えられます。
そこに空調のきいた店内から
気温の高い部屋に移動したため
蒸れて一気に本体まで腐ってしまった
という可能性が高そうです。
せっかく蕾を付けていたのにとても残念です。
今思えばあの蕾も枯れる前に
子孫を残そうとしていたのかもしれません。
8月6日に撮影した薫晃殿
8月7日に撮影した薫晃殿
画像からも変色している事が分かりますが
8月7日にサボテンの本体が変色して
赤っぽくなっている事に気づきました。
急いで鉢から抜こうとしたら
既に本体がぶよぶよな状態に。
触ると簡単に疣が取れて
なめこみたいに
ぬるぬるになっていたので
手遅れだと判断しました。
スポンサーリンク
過去のサボテン死亡例
サボテンを腐らせて枯らせたのは
今回が2回目です。
だいぶ昔の話ですが、2005年に
マミラリアの月影丸を入手した際にも
既に徒長していて、
本体も赤くなっていました。
その後、根腐れで枯死してしまいました。
当時は花も咲いていて
月影丸ということも分からなかったので
そういう形のサボテンだと思い
異常には気付きませんでした。
2005年4月28日
購入直後の月影丸。
徒長して本体が赤くなっています。
小さな素焼き鉢で鉢底穴も無く
土は化粧砂で固められていました。
2005年6月18日
萎んでだいぶ小さくなっています。
この形の方が月影丸っぽいですが。
2005年7月18日
見るからに萎れてしまっています。
腐らせたのはどちらもマミラリア系の
軟質鉤棘のサボテンです。
やはりこの種類のサボテンの管理は
難しいということを痛感しました。
現在家に残っている軟質鉤棘サボテンは
月影丸だけになります。
その月影丸も徒長して根元の方に
疣が寄っているところがあります。
本体の色は正常な緑色で
土も乾燥しています。
株が柔らかくなっていたり
することもないので
様子を見ていますが
今後同じ様に腐って
しまわないか心配です。
まとめ
今回は
クラインジア属薫晃殿が腐って枯死。
原因はおそらく根腐れ(入手以前に水のやりすぎ?)。
以前にも月影丸が腐って枯死させている。
軟質マミラリアの鉤棘サボテンは
腐りやすく管理が難しい。
水やりを全くしていないのに
腐ってしまうと個人的には
もうどうしていいのか分かりません。
運が悪かったと思ってあきらめるしかないのか。
しかし、この種類のサボテン3つ中
2つが入手時には既に
腐っていた可能性が高いので
今後は花がついているからと言って
この手の鉤棘軟質サボテンには
手を出さないようにしようと思います。
せめて今生きている月影丸だけでも
なんとか健康に生育して欲しいと願います。
今日はここまで。
スポンサーリンク