林修の今でしょ!講座 花粉症、便秘、がん治療の新薬、その内容は?
2017/08/11
5月12日(火)19:00から
テレビ朝日にて林修の今でしょ!講座
が放送されます。
「今でしょ!」でおなじみの
東進ハイスクールの林修先生が
司会を務める番組です。
今回のテーマは「最新の薬 徹底解明SP」です。
出演者は?
さて、今回の出演者を見てみましょう。
【MC】林修
【進行】宇佐美佑果(テレビ朝日アナウンサー)
【講師】上村直樹(東京理科大学 薬学部教授)
【学友】菊池桃子、いとうあさこ
今回注目の講師は東京理科大学の薬学部教授
上村直樹さんです。
まずはプロフィールを見てみましょう。
上村直樹
1986年 東京理科大学 薬学部 製薬学科 卒業
在学中に富士見台調剤薬局(株式会社ファーミック)を開業
1998年東京理科大学薬学部非常勤講師を経て2006年に教授になる。
専門:薬局管理学、医薬品情報学、社会薬学
薬剤師・薬学博士
研修認定薬剤師
認定実務実習指導薬剤師
このプロフィールだけだと分かりにくいので
要点を簡単にまとめてみます。
・東京理科大学の薬学部を卒業。
・在学中に開業した株式会社ファーミックの社長。
・東京理科大学薬学部の教授。
薬の専門家というとことですね。
そんな上村直樹氏による今回の番組での講座は
どんな内容でしょうか。
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番組の内容は?
今回放送予定の番組の内容を見ていきましょう。
大まかな趣旨としては最近実用化された
薬の中で、上村直樹氏が特に注目している
新薬を紹介するという内容です。
その薬の凄いところ、値段やメリット、デメリットを
薬のプロが解説していきます。
では、具体的な内容を見ていきましょう。
「副作用が激減!?ガン細胞をピンポイントで攻撃する新薬」
「口の中に含むだけ?花粉症の新薬」
「注射で骨が増える?骨粗しょう症の新薬」
「自宅で治療ができる!?C型肝炎の新薬」
「32年ぶりに登場!?便秘の新薬」
さらに現在開発中の「アルツハイマー型認知症の新薬」の情報も
少し、調べてみたのでどんな薬なのかを
見ていきましょう。
「副作用が激減!?ガン細胞をピンポイントで攻撃する新薬」
今までの抗がん剤は
がん細胞の周囲にある正常細胞と一緒に
がん細胞を攻撃して破壊するというものです。
今回紹介される新薬はおそらく、
「分子標的治療薬」というものではないかと思います。
簡単に説明すると、がん細胞は自ら増殖のシグナルを発しています。
そのシグナルをピンポイントで攻撃できる薬です。
今までの薬と違ってがん細胞に
ピンポイントで攻撃出来る為、
副作用がかなり軽減できるというものです。
「口の中に含むだけ?花粉症の新薬」
これはおそらく「舌下免疫療法」というものだと思います。
薬としては、鳥居薬品の「シダトレン」です。
これは減感作療法といいます。
アレルギーの原因であるアレルゲンを
最初は少量から、だんだん増量して
投与することによる治療法です。
今までもこのような療法はあったのですが
注射でしか投与する手段がなく、
今回の口に含む形での新薬は初めての事です。
「注射で骨が増える?骨粗しょう症の新薬」
これは、6ヶ月に1回の注射で骨粗しょう症を治療する
デノスマブという薬のことだと思います。
商品としては「プラリア」という名前です。
どのような作用の薬かというと、
まず、身体の中で骨の代謝回転
というものが行われています。
骨吸収と骨形成のバランスが
保たれているのが正常な状態。
骨吸収が多すぎると
骨粗しょう症になってしまいます。
この骨吸収を阻害する作用が
デスノマブという新薬にあるようです。
「自宅で治療ができる!?C型肝炎の新薬」
従来のC型肝炎の治療には「インターフェロン」
という副作用のきつい薬を注射する必要がありました。
今回の新薬では
「ダクラタスビル塩酸塩」(商品名ダクルインザ錠60mg)
「アスナプレビル」(商品名スンベプラカプセル100mg)
この2つを約半年間飲むだけというものです。
この新薬は副作用も軽い鼻咽頭炎くらいで
かなり軽減される為、今までの
「インターフェロン」を使った治療が
つらいと躊躇していた人でも簡単に
治療が出来るようになるようです。
「32年ぶりに登場!?便秘の新薬」
これは、「アミティーザ」(一般名ルビプロストン)
という薬の事だと思います。
従来の便秘薬は小腸に働き、
便を軟らかくするのに対し
今回の「アミティーザ」は
大腸に働き、便を軟らかくするものです。
下痢になりにくく、自然な排便になるのが特徴です。
ただし、月3000円程度の
費用がかかるとのことなので
他の安価な便秘薬と比べると
値段が高い事がネックになりそうです。
「アルツハイマー型認知症の新薬」
これは、調べてみると大塚製薬や
アメリカのメイヨー・クリニックなど
色々なところで研究をしているようですね。
今回は何を紹介されるかまでは解りませんが
アルツハイマーの治療薬の
開発失敗率は99.6%ということなので
なかなか新しい治療薬を見つけるのは難しいようです。
そんな中、薬の専門家である上村直樹氏が
どんな薬に注目しているのか楽しみですね。
まとめ
今回番組内で紹介される薬は
・がんの新薬(副作用激減する)
・花粉症の新薬(口に含むだけ)
・骨粗しょう症の新薬(半年に1回注射)
・C型肝炎の新薬(自宅で副作用の少ない薬飲むだけ)
・便秘の新薬(下痢になりにくい、でも高い)
・アルツハイマーの新薬(開発中)
です。
これらの病気や症状で困っている人は
番組内容をチェックしてみると
悩みが解決できるかもしれませんね。
今日はここまで。
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