琴糸丸の実生と雪晃の開花
今日は先日結実していた琴糸丸の種を取って播種した時の様子と雪晃の開花の様子をお届けします。
琴糸丸の実生
マミラリア属 琴糸丸(Mammillaria camptotricha)
この画像は先日の記事でも紹介した結実している状態の琴糸丸です。
先日の記事では琴糸丸の結実が自家受粉したものなのか、他のサボテンと交配したものなのか不明なのでそのまま取り除こうと思いましたが、今回は実生の練習台として使用する事にしました。
2つの結実をピンセットでつまむと抵抗なく簡単に取れました。
大きさは長さが1.5~2cm程度です。
実の中から種を取り出します。
かなり小さい種なので、綺麗に取り出すのに苦労しました。
種は合計で60~70粒程度あります。
今回は70粒程ある種を全て蒔きます。
70粒程の種を全て蒔いてみましたが、種が小さくて見えづらいからなのか、用土の下の方にもぐってしまっているからなのか、ほとんどの種が見えなくなっていしまいました。
画像で見ても大半の種は見えなくなっていますが、実際に見ても種がどこにあるのかは良く分からない状態です。
おそらく発芽してくれば見えるようになると思います。
今回実生に使った鉢は八角形のプラスチック2号鉢、土は赤玉土の小粒です。
本来は実生に使う鉢や用土は熱湯で消毒するのが一般的なやり方ですが、今回はそのままの鉢と用土を使用しています。
タッパーに水を張って腰水状態にして蓋をします。
タッパーの蓋は密閉せずに少し開けておきます。
今の季節ならこのまま1週間程度置いておけば、おそらく発芽してくるのではないかと思います。
ちなみに、昨年の秋に実生した玉翁は1週間程で発芽してきました。
今回は播種したのが3月26日なので、来週の月曜日(4月2日)頃には発芽するのではないかと思います。
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雪晃の開花
パロディア属 雪晃(Parodia haselbergii ssp.haselbergii)
旧ブラジリカクタスとしても知られる雪晃は今年の3月4日に通販で購入しました。
画像は購入してすぐに植え替えた状態の雪晃です。
雪晃は入手時には既に蕾が3つ付いていましたが、入手時から今日までで3つとも開花したので、今回は開花の様子を見ていきたいと思います。
2018年3月14日
一つ目の花が開花しました。
開花初日と言う事もあり、まだ半開の状態です。
2018年3月15日
開花から1日経ってほぼ全開になりました。
2018年3月22日
一つ目の花が開花してから8日後に二つ目の花が開花しました。
二つ目の花も開花初日はまだ半開の状態です。
2018年3月27日
三つ目の花が開花しました。
花が密集しているので、お互いに隣の花に押されている状態になりました。
ほとんどのサボテンの花は日中帯に開いて、夜には閉じてしまいます。
また、一つの花の寿命も3~4日程度です。
しかし、雪晃は一度開花すると夜の間もずっと花は開き続けています。
また、一つの花が2週間以上咲き続けます。
我が家の雪晃も一つ目の花が開花してから今日で15日が経ちますが、未だに咲き続けています。
雪晃は普及種で安価で手に入れることが出来るサボテンですが、比較的小苗のうちから花が咲きやすく、花も長く咲いているのでサボテンの花を楽しみたい人にはうってつけのサボテンではないかと思います。
今後は雪晃の花がいつまで咲き続けるのかを観察していこうと思います。
まとめ
今回のまとめは
マミラリア属 琴糸丸(Mammillaria camptotricha)の実生、パロディア属 雪晃(Parodia haselbergii ssp.haselbergii)の開花
今日はここまで。
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