パロディア属 錦繍玉の最近の様子
今日は我が家のサボテンの中からパロディア属 錦繍玉の最近の様子をお届けします。
パロディア属 錦繍玉
パロディア属 錦繍玉(Parodia aureispina)
錦繍玉は2017年11月23日に通販で購入しました。
入手後は冬の間は断水して、2018年2月28日に植え替えをしています。
その後、今年の3月後半からは水やりを開始しています。
錦繍玉は軟質の鉤刺サボテンなのであまり丈夫な印象はありませんが、今のところは腐ったりせずに問題なく育っているようです。
ちなみに、錦繍玉の入手時と現在のサイズを比べてみると
入手時:直径3.7cm、高さ2.2cm
現在:直径3.8cm、高さ2cm
となっています。
錦繍玉はサイズだけを見るとほぼ変化がないように見えますが、見た目は入手時と比べるとかなり変わっています。
この画像は錦繍玉を入手した2017年11月23日に撮影した画像です。
入手時の錦繍玉は現在と比べると艶がある緑色の肌で株もふっくらしていました。
現在は肌の艶が無くなって、苗全体が萎んだような感じになりました。
この錦繍玉の変化は冬の断水の影響もあると思いますが、元々入手した時には温室で促成栽培されて育ってきた苗が普通の環境に慣れてきて見た目も変化したのだと思います。
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サボテン栽培では水やりをなるべく少なくしてゆっくり育てる「堅作り」と水やりを多くして早く成長させる「蒸し作り」があります。
蒸し作りと堅作りにはそれぞれ利点と欠点がありますが、サボテンを栽培している農家は基本的には水やりを多くして早く育てる「蒸し作り」で栽培している事が多いです。
サボテンは蒸し作りをすると今回の錦繍玉のように艶のある緑色になる事が多いようです。
逆に堅作りにすると刺が密になり、肌も現地球のようになり艶が無くなる事が多くなります。
と言うことで、錦繍玉は蒸し作りで株が膨らんでいたものが、冬の断水と春からの水やりで本来の姿に戻ったという事だと思います。
蒸し作りを止めると本来は株が萎んでサイズは小さくなるはずですが、サイズがほとんど変わっていないのはその分生長していると言う事だと思います。
その証拠に現在の錦繍玉は以前とは比べ物にならない程生長点付近の刺が大きくなって密集してきています。
我が家のサボテンは基本的には蒸し作りよりも堅作りに近い管理をしているので、錦繍玉は順調に我が家の栽培環境に適応してきているのだと思います。
まとめ
今回のまとめは
パロディア属 錦繍玉(Parodia aureispina)の近況報告
今日はここまで。
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