パロディア属 雪晃(実生苗)の成長記録と我が家の管理方法
今日は我が家のサボテンの中からパロディア属 雪晃(実生苗)の成長記録と我が家の管理方法をお届けします。
雪晃の特徴
我が家の実生雪晃の前に、まずは雪晃の特徴を見ていきたいと思います。
雪晃はパロディア属(Parodia)のサボテンです。
以前はブラジリカクタス属(Brasilicactus)として分類されていましたが、現在はパロディア属になっているようです。
パロディア属になったとはいえ、他のサイトやお店ではブラジリカクタス属として記載されている事も多い印象です。
雪晃はブラジル原産のサボテンで、本体は白い刺に覆われている球形のサボテンで成長すると直径12~15cm程の大きさになります。
雪晃は寒暑に強く栽培しやすい品種なので、普及種としてよく流通しているサボテンです。
また、雪晃は比較的小苗のうちから開花するサボテンで、早いものだと直径が3~4cmくらいから開花します。
開花時期は3月から5月頃で直径2cm程の朱色の花を咲かせます。
ちなみに、黄色い花を咲かせる黄雪晃という品種もあります。
サボテンの花は通常日中帯に開いて夜間は閉じてしまいますが、雪晃の花は昼夜問わず花が開き続けます。
開花期間もサボテンの花としてはかなり長い方で、およそ2週間咲き続けるので気が付いたら花が終わっていたということも起こりにくいと思います。
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我が家の実生雪晃の管理方法
パロディア属 雪晃(Parodia haselbergii ssp.haselbergii)
2018年8月8日撮影
直径2~3mm
画像は今年の5月21日に播種した(種を蒔いた)雪晃です。
播種してからおよそ2ヶ月半が経ちましたが、結実してからすぐに蒔いた種なのでかなりの発芽率になっていると思います。
雪晃はまだ2~3mm程度の小さい粒ですが、既に刺が生えてきている事が分かります。
サボテンの実生は4月頃が適期のようなので、今回の実生は比較的良い時期にできたのではないかと思います。
また、サボテンの実生は土を熱湯で消毒したりしますが、今回は特別なことは何もせずに普通の赤玉土小粒だけの用土で2号鉢に種を蒔きました。
雪晃は播種した後は覆土せずに発芽するまでタッパーに水を入れてその中に鉢を浸ける、いわゆる腰水の状態にして湿度を上げるためにタッパーの蓋を軽く乗せていました。
その後、雪晃の発芽がある程度揃ったタイミングで(1~2週間くらい)タッパーから取り出して腰水を止めています。
発芽後に腰水を止めてから、しばらくは毎日水やりしていましが、ここ最近は土が乾いたタイミングで水やりするようにしています。
間隔的には現在は2日に1回程度の水やり頻度です。
上の画像の実生雪晃は昨日水やりをしたばかりですが、今日の時点で既に土の表面が乾いてきています。
雪晃は発芽数が多いので、同じように水やりをしても他の実生苗よりも早く土が乾いてくるようです。
ということで、雪晃の実生苗はある程度の大きさになるまでしばらくは水を切らさないようにして、いわゆる蒸し作り気味で管理して早めに育てていこうと思います。
まとめ
今回はパロディア属 雪晃(Parodia haselbergii ssp.haselbergii)の特徴と我が家での雪晃の実生苗の記録と管理方法を見てきました。
我が家ではいわゆる難物サボテンなどの栽培が難しいサボテンは育てられる自信が無いので、比較的栽培しやすい丈夫なサボテンばかり育てています。
そんな中でも雪晃は我が家のかなり適当な実生方法でもしっかりと発芽して成長してきているようです。
雪晃や玉翁などはもともと丈夫で育てやすいサボテンですが、実生するのも割と簡単なサボテンのようです。
また、雪晃も玉翁も自家受粉するサボテンなので、開花株が1株あれば結実させて種を取る事ができます。
なので雪晃や玉翁は実生の練習用にも適したサボテンだと思います。
今日はここまで。
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