ダイソーサボテン(澄心丸)の管理、栽培記録
以前、ダイソーで入手した品種不明のサボテンの一つが澄心丸ではないかという事が判明しました。
前回澄心丸は6月に紹介していましたが、今日はあれから2ヶ月が経った現在の澄心丸の様子と我が家での澄心丸の管理について記載していこうと思います。
マミラリア属 澄心丸(ダイソーサボテン)の特徴と管理方法
マミラリア属 澄心丸(Mammillaria backebergiana ssp.backebergiana)
2018年8月10日撮影
直径2.4cm、高さ3.5cm
澄心丸(ちょうしんまる)は2017年12月26日に近所のダイソーから入手しました。
澄心丸は入手したのが冬だったのでそのまま春になるまでは断水して今年の3月になってから植え替えています。
ここで、澄心丸の入手時から現在までの画像と株のサイズを順番に見てきたいと思います。
2017年12月26日撮影
直径2.5cm、高さ1cm
2018年3月2日撮影
直径2cm
2018年6月7日撮影
直径2.7cm、高さ3cm
入手時から順番に見ていくと、入手直後は直径2.5cmだったのが冬の断水で今年の3月時点では2cmまで縮んでいました。
その後、植え替えをして3ヶ月経った6月には直径2.7cmまで成長していましたが、現在は2.4cmまで縮んでしまっています。
とは言え、高さは6月には3cmだったものが現在は3.5cmになっているので、単純に小さくなっているということでもなさそうです。
現在の澄心丸の画像は株が日の差す方にかなり傾いてしまっていますが、これでも定期的に鉢回しをしています。
澄心丸は鉢回しをしても、すぐに日の挿す方に傾いていってしまうサボテンのようです。
ちなみに、澄心丸は成長すると直径5~6cm、高さ30cm程で仔吹きせずに単頭で育ちます。
そうなるとほとんど柱サボテンのような見た目になるので、今よりも更に株が傾きやすくなってしまいそうで今から少し心配です。
澄心丸は成長すると4月から6月に直径1.5cm程のピンク色の花を冠状に咲かせます。
マミラリア属のサボテンは1.5cm位のピンク色の花を冠状に咲かせる種類が多い印象です。(月影丸、猩々丸、玉翁など)
澄心丸の花の特徴もこれらの標準的なマミラリアの花の特徴とほぼ一致してるようです。
澄心丸は我が家のように刺が茶色い品種と刺が白い品種があるようです。
もしかすると、刺の色で微妙に和名などが変わるのかもしれませんが、なにせマイナーなサボテンなので詳しい情報はなかなか見つかりません。
学名のMammillaria backebergianaで検索して出てくる外国語のWikipediaを翻訳して見ると、中刺は黄褐色から茶色という記載があったので、白い刺の方がバッケベルギアナの変種という可能性もありそうです。
スポンサーリンク
現在は以前よりも直径が縮んで高さだけが伸びている澄心丸ですが、澄心丸は断水明けの今年の3月後半からは大体月2回くらいのペースで水やりをしています。
今年の4月から6月にかけては澄心丸の直径は太くなっていましたが、6月から8月にかけては逆に直径が細くなってしまいました。
我が家では3月後半から現在までほぼ同じくらいのペースで水やりをしていましたが、直径が細くなった原因を考えてみました。
我が家では5月後半からサボテンに液肥を与えていますが、これが逆効果になっている説、または梅雨明けに猛暑日が続く異常気象になった事が影響している説が有力だと思います。
液肥は最初はサボテンに使用する時の規定の希釈倍率(2000倍)で水やりの際に与えていましたが、この希釈倍率だと肥料が濃すぎたのか翠晃冠の花芽が枯れてしまったので、徐々に4000倍~12000倍まで薄めていきました。
ちなみに、直近の8月に水やりをした時は12000倍の液肥を与えています。
我が家ではこの2ヶ月間液肥を与えてきましたが、今後は一旦液肥を与えるのを中止して水やりだけに戻して様子を見ていこうと思います。
澄心丸が細くなってしまった原因としては夏になって気温が上がった影響で、春と同じ水やりでは水不足になっていた可能性も考えられます。
しかし、澄心丸はただでさえ縦に伸びていくサボテンなので、あまり水やりを増やすと逆に徒長気味に育ってしまいそうです。
なので、多少水切れ気味でも明らかに萎れてきているという事でもなければ、今後の水やりも今まで通り月2回ペースで続けて行こうと思います。
まとめ
今回はダイソーサボテンのマミラリア属 澄心丸(Mammillaria backebergiana ssp.backebergiana)の様子を2ヶ月ぶりに見ていきました。
とりあえず現時点での我が家の澄心丸の管理の方針としては
・澄心丸は今年の3月後半からは月に2回程度の水やり、今後もこのペースで水やりを続けていく予定。
・5月後半からは液肥を与え始めたが、今後しばらくは液肥の使用は中止する予定。
今日はここまで。
スポンサーリンク