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【サボテン】ギムノカリキウム属 新天地の育て方

   

今日は我が家のサボテンの中からギムノカリキウム属 新天地の様子と新天地の育て方、特徴をお届けします。

 

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ギムノカリキウム属 新天地の育て方

 

ギムノカリキウム属 新天地(Gymnocalycium saglionis)

2018年8月17日撮影

直径5.5cm、高さ4cm

 

ギムノカリキウム属の中でも代表的なサボテンの新天地です。

 

新天地は2018年1月14日に通販で購入しました。

その後、3月頭には現在の軽石メインの用土(刀川平和農園のサボテンの培養土)に植え替えをしています。

 

新天地は今年の1月に入手した時は直径4cm、高さ2.5cmでした。

2018年1月20日撮影

 

この時は今よりも株が小さく、冬の間は断水をしていたので3月後半の水やり開始まではほぼ成長することはありませんでした。

 

新天地は植え替え後20日程経った3月後半から水やりを開始しましたが、その後は順調に成長していき、6月には直径が5cmになっていました。

2018年6月10日撮影

 

新天地は水やり開始した3月後半から現在までは順調に株径を大きくしてきましたが、新しい刺はほとんど生えてきていない状態です。

これは、新天地が春から夏には刺がほとんど伸びずに株だけが大きくなるサボテンだからです。

 

新天地の刺は秋から冬にかけて伸びてくるので、我が家の新天地も今後秋以降には新しい刺が出てくると予想されます。

 

 

新天地の水やりについては、我が家の新天地は冬の断水以降は3月後半から月2回ペースで水やりをしています。

 

また、5月後半からは液肥を与え始めましたが、最初は規定の2000倍の希釈で与えていましたが、他のサボテンにシワが寄ったり新しく出ていた花芽が枯れてしまったりと、肥料当たりのような悪影響が出てきました。

 

なので、徐々に液肥を4000倍~12000倍に薄めていって水やりの時に与えていましたが、新天地は最初は株元に少しシワが寄っていましたが、その後液肥を薄めていくと徐々に元の姿に戻っていきました。

 

今後は我が家では当面の間は液肥を使用するのは控える事にしていますが、新天地が順調に大きくなったのは、規定よりも薄めの液肥を与えていた影響もあるのかもしれません。

 

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新天地の特徴

 

ここで、新天地の特徴を見ていきたいと思います。

 

 

ギムノカリキウム属 新天地(Gymnocalycium saglionis)

原産地 アルゼンチン

 

 

新天地はギムノカリキウム属の中でも刺が強く大型になるサボテンです。

寒暑に強く水を好み、多湿にも強い強健種です。

 

また、強光線が苦手なギムノカリキウム属の中では珍しく強光線にも耐えるサボテンで、真夏の30℃を超える時に軽く遮光する以外は直射日光に当てても大丈夫なようです。

 

とは言え、温室や室内で栽培されてきた新天地をいきなり直射日光に当てると日焼けを起こす可能性が高いので止めた方が無難です。

春先から徐々に遮光を少なくして強い光に慣らしていけば、真夏以外は直射日光に耐えられるようになると思います。

 

 

新天地にはタイプが違うものがあるようで、1つは黒刺で大型になるタイプ、もう1つは赤褐色の刺であまり大きくならないタイプです。

 

それぞれの特徴を見ていくと、

 

【黒刺タイプ】

黒刺、黄刺で時間が経つと色が白く抜けていく。

直径30~40cmくらいの大型になるタイプ、扁平に育ちイボが出ていて刺が太い。

花はピンク色。

現在の新天地はほとんどがこの大型タイプ。

 

【赤褐色刺タイプ】

赤褐色の刺で時間が経つと色が白く抜けていく。

株は球形に近く、イボは低くて刺は細い。

直径20cmくらいからは縦に伸びていく。

花は白色。

 

ということですが、現在の新天地はほとんどが大型タイプのようなので、我が家の新天地もおそらくは黒刺の大型タイプではないかと思います。

 

 

新天地は春から夏には刺がほとんど伸びずに株だけが大きく成長し、秋から冬に刺が伸びるサボテンです。

なので、冬に休眠させずに加温して10℃以上を保つようにして、完全に断水しないように管理すると元気に育ちます。

 

 

新天地は開花株になると春に白からピンク色の花を咲かせますが、我が家の新天地はまだ開花株にはなっていないようで、今年は開花しませんでした。

 

新天地は直径が10cmくらいになると開花株になるようですが、緋花玉や翠晃冠、麗蛇丸などの小苗のうちから開花する中型のギムノとは違い、大型ギムノの新天地はある程度の大きさまで成長させないと開花しないようです。

 

 

 

まとめ

 

今回は我が家のギムノカリキウム属 新天地(Gymnocalycium saglionis)の様子と育て方、特徴を見てきました。

 

新天地の育て方のポイントは主に

 

・寒暑に強く強光線で育てるが、真夏の30℃以上の日は軽く遮光。

 

・水と肥料を好み多湿、乾燥に強いので我が家の水やりは月1~2回程度だが、多少水やりが増えても問題なく育つ。

 

・春から夏には株だけが大きくなり、秋から冬に刺を伸ばすので、冬には10℃以上に加温して断水せずに管理すると良い。

 

の3つだと思います。

 

 

とは言え、現実的には我が家には加温設備など無いので、冬の間は室内で5℃以上を保てれば良いと思います。

また、冬に暖房が利いた部屋に取り込む場合には暖房の風が直接当たらないような場所に置くように注意します。

 

 

今日はここまで。

 

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