【サボテン】テロカクタス属 大統領の育て方
今日は我が家のサボテンの中からテロカクタス属 大統領の様子と大統領の育て方や特徴を見ていきたいと思います。
テロカクタス属 大統領
テロカクタス属 大統領(Thelocactus bicolor)
2018年8月26日撮影
直径3cm、高さ2.8cm
サボテンの中でも美花種として知られている大統領です。
大統領は2018年2月11日に近所のダイソーで入手しました。
ダイソーサボテンと言うことで品種名は完全に自己判断で付けていますが、おそらくは大統領か変種の和光丸のどちらかで間違いないと思います。
大統領は今年の2月に入手した時には直径2.5cm程のサイズでした。
2018年2月11日撮影
この画像は入手直後の大統領ですが、この時からは0.5cm程サイズが大きくなっているようです。
正面からの画像を見比べた限りではあまり変化している様に見えませんが。
2018年2月11日撮影
2018年8月26日撮影
しかし、上から見た画像だと以前よりも頭頂部付近に密集していた刺がまばらになって色が抜けてきている事が分かります。
また、中央の小さい刺座から新刺が出てきているのがわかります。
と言うことで、我が家の大統領は少しずつですが確実に成長しているようです。
とは言え、まだ直径が3cmの小苗なので今後は更に成長してくれる事を期待しています。
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大統領の育て方と特徴
ここで、大統領の育て方と特徴を見ていきたいと思います。
テロカクタス属 大統領(Thelocactus bicolor)
原産地 アメリカ、メキシコ
大統領はアメリカのテキサス州からメキシコにかけて広く分布しています。
紅白の美しい刺と鮮やかな大輪の花が特徴のサボテンです。
ちなみに、学名のbicolorとはバイカラー(二色の)という意味で、刺が二色になっている事からきているようです。
大統領は小苗のうちは球形のサボテンですが、成長すると直径10cm程の円筒形のサボテンになります。
また、株径が5cmくらいになると春から秋にかけて直径5~10cm程のピンク色の花を頭頂部に咲かせます。
大統領は頭頂部付近の生えたての刺は赤い色をしていますが、時間が経って刺が株の側面に移動していくと徐々に色が抜けて白くなっていきます。
また、水やりの時に刺に水がかかると色が抜けるのが早くなるようです。
大統領は高温を好みますが、多湿は苦手です。
湿気が多いと根腐れを起こしやすいので、水やりは少なめにして乾燥気味に管理します。
ちなみに、水やりが少なめと言うのは1回に与える水の量ではなく、水やりの頻度の事です。
水やりの時に少量の水しか与えていないと、用土の中の酸素を入れ替える事が出来ません。
また、根から出た老廃物を流す事もできなくなります。
更に少量の水しか与えていないとサボテンがまともに吸水する事ができずに株が萎れてきてしまう事があります。(実体験)
なので、冬場以外は1回に与える水の量は鉢底から流れるくらいたっぷりと与えるようにします。
冬場はサボテンも成長しないので水やりの量も用土が湿るくらいで十分です。
大統領は多湿が苦手なので用土が完全に乾燥してから水やりをするようにします。
用土が鉢の中まで完全に乾燥しているのか分かりづらい時はあらかじめ乾燥している状態で鉢の重さを測っておいて、それと同じ重さになれば用土が乾燥しているという事がわかります。
使用している用土や置き場所などによって適切な水やりの頻度はだいぶ変わって来ると思いますが、我が家の大統領は大体2週間に1回くらいの水やりで問題なく成長しています。
また、大統領は暑さに強いとはいえ、夏の直射日光に当てると日焼けを起こしやすいので、梅雨から夏にかけての高温多湿と直射日光には注意して管理します。
耐寒性は普通で-2℃くらいまでは耐えることもできるようですが、必ずしも氷点下に耐えられるという保証は無いので、できれば5℃以上を保っていた方が安全です。
まとめ
今回はダイソーサボテンのテロカクタス属 大統領の近況と育て方、特徴を見ていきました。
大統領を育てるポイントは
・多湿が苦手なので、乾燥気味に管理する。
・暑さには強いが、夏の直射日光は避けて遮光する。
・冬は5℃以下にならないように管理する。
大統領は直径5cmくらいから開花株になるようですが、今のペースだと我が家の大統領が開花するまでにはあと2~3年はかかりそうです。
今日はここまで。
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