【サボテン】エキノプシス属 大豪丸の育て方
今日は我が家のサボテンの中からエキノプシス属 大豪丸の様子と大豪丸の育て方や特徴を見ていきたいと思います。
エキノプシス属 大豪丸
エキノプシス属 大豪丸(Echinopsis subdenudata)
2018年8月31日撮影
直径3.7cm、高さ3.5cm
大豪丸は2017年9月29日に通販で購入したミニサボテン40個セットの中に入っていたサボテンです。
入手したのが去年の9月末と言うことで、そろそろ1年が経とうとしています。
大豪丸は入手時には直径3.3cmのサイズで、その後去年の11月に現在の軽石メインの用土(刀川平和農園のサボテン培養土)に植え替えました。
植え替え後は冬の間は断水して、今年の3月後半から水やりを開始しています。
大豪丸は今年の4月の時点では直径3.4cmになっていましたが、6月になると急激に萎れてきて直径3cm程になってしまいました。
2018年4月6日撮影(直径3.4cm)
2018年6月23日撮影(直径3cm)
画像からも明らかに株が萎れて縮んでしまっていることが分かります。
6月に大豪丸が萎れてしまった原因として考えられる事は
・1回の水やりの量を少なくした。
・液肥を与え始めた。
この2つのどちらかだと思います。
我が家のサボテンの水やりの頻度は2週間に1回くらいで特に変えていませんでしたが、出来るだけ根腐れしないように1回の水やりではかなり少量の水(15mlくらい)しか与えていませんでした。
また、5月後半からは液肥をサボテン用に2000倍に薄めて与えていました。
このどちらかが大豪丸が萎れてしまった原因だと思い、8月後半に水やりをした際は液肥は使用せずに鉢底から水が流れてくる様にしました。
その甲斐あって、大豪丸は水やりをした翌日には現在のような健康的な見た目に復活しました。
今後は再度液肥を与えてみて、それでも問題なく育ってくるようであれば水やりの量が少なかったことが萎れた原因と言う事がわかると思います。
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大豪丸の育て方、特徴
ここで、大豪丸の育て方と特徴を見ていきたいと思います。
エキノプシス属 大豪丸(Echinopsis subdenudata)
2017年10月14日撮影
原産地 ボリビア、パラグアイ
大豪丸は南米のボリビア、パラグアイが原産のサボテンです。
我が家の大豪丸は入手した時のラベルには「王冠短毛丸」と記載されていました。
しかし、一般的に刺無短毛丸、王冠短毛丸として流通している安価なサボテンはどちらも大豪丸のようです。
本来の刺無短毛丸や王冠短毛丸はかなり希少で高額なので一般のお店にはほとんど流通していないようです。
大豪丸は成長すると直径15cm、高さ30cm程の大きさになり、稜は8~12稜になります。
ちなみに、我が家の大豪丸は9稜あります。
大豪丸は短い刺が特徴で成長すると一応仔吹きをしてきますが、それほど旺盛に仔吹きするサボテンではないようです。
株径が7cmを超えると春から夏に直径10cm以上の白色、または薄いピンク色の花を咲かせます。
大豪丸の花茎は15~22cm程の長さになり、花は夜咲きで1日で萎れてしまいます。
ちなみに、大豪丸の花は夜の10時過ぎから開き始めて、花が全開するのは午前0時過ぎ頃になるようです。
大豪丸は成長が早く寒暑に強い丈夫なサボテンですが、直射日光に当てると日焼けするので遮光して管理します。
また、サボテンの中では比較的水を好み、水切れさせると株元から茶膜が上がってきます。
耐寒性はエキノプシス属の標準並みくらいのようなので、凍結させなければ0℃までは耐えられると思います。
まとめ
今回は我が家のサボテンの中からエキノプシス属 大豪丸の様子と育て方、特徴を見ていきました。
大豪丸の育て方のポイントは
・基本的には丈夫で育てやすいが、直射日光は避けて遮光する。
・水を好み、乾燥気味に管理すると株元から茶膜が上がって来やすい。
大豪丸は強健種と言われるエキノプシス属のサボテンで、育てやすいからか逆にあまり詳しい育て方の情報は少ないみたいです。
なので、基本的には一般的なサボテンの育て方をしていれば問題なく元気に成長していくと思います。
大豪丸は丈夫で成長も早く育てやすいサボテンですが、春から秋にかけての直射日光は避けるようにして、あまり乾燥させすぎないように水やりをする事がポイントだと思います。
今日はここまで。
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