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【サボテン】ギムノカリキウム属 緋花玉の育て方と特徴

   

今日は我が家のサボテンの中からギムノカリキウム属 緋花玉の様子と育て方、特徴を見ていきたいと思います。

 

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緋花玉の特徴

 

ギムノカリキウム属 緋花玉(Gymnocalycium baldianum)

2018年9月2日撮影

直径6.3cm、高さ3.5cm

原産地 アルゼンチン

 

ギムノカリキウム属のサボテンの中でも普及種、代表種として知られている緋花玉です。

 

緋花玉は成長すると直径13cm、高さ10cm程になり刺は株に沿って生えています。

 

株径が5cm位になると開花株になり、春から夏に直径6cm程の深紅色の花を咲かせます。

 

2018年4月24日撮影

4月に開花した我が家の緋花玉の開花する直前の画像です。

 

サボテンの花筒は通常は毛や刺で覆われていることが多いですが、ギムノカリキウム属のサボテンの花筒はこのように鱗状になっています。

 

ギムノカリキウム「裸の萼(がく)」という属名もこの花筒の特徴を指して付けられた名前です。

ちなみに、萼とは花びらの一番外側についているもので、緋花玉でいうと鱗状の部分になります。

 

緋花玉の花は日中帯に開いて夜になると閉じていき、数日間開閉を繰り返します。

 

1輪の開花期間は通常2~3日のようですが、我が家の緋花玉はなぜか2株とも10日間前後咲き続けていました。

我が家の緋花玉はもしかすると長期間花が咲くように品種改良された緋花玉なのかもしれません。

 

また、緋花玉は個体によって曇っていても開花するものと晴れていないと開花しないものがあります。

 

我が家の緋花玉は綴化している方は晴れていないと開花しませんでしたが、普通の方は曇っていても開花していました。

また、花の色も綴化緋花玉は深紅で普通の緋花玉は少し薄い赤色でした。

 

2018年4月13日撮影(綴化緋花玉)

この緋花玉は生長点が帯状になって綴化しています。

 

綴化緋花玉の花は濃い赤色で曇っていると花が開きません。

 

2018年4月26日撮影

一方、こちらの普通の緋花玉の花は綴化緋花玉よりも薄い赤色で曇っていても花が開きます。

 

と言うことで、同じ緋花玉でも個体によって微妙に特徴が違っているようです。

 

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緋花玉の育て方

 

緋花玉は普及種と言う事もあり、寒暑に強く丈夫で育てやすいサボテンです。

 

高温多湿を好みますが、直射日光は苦手なので遮光して蒸し作りにするというギムノカリキウム属の基本的な育て方をすると元気良く育ちます。

また、耐寒性もかなりあるようで、乾燥していれば-10℃まで耐える事が出来るようです。

 

緋花玉は春から秋までは土が乾いてから水やり、冬は月1回程の水やりか完全に断水して管理します。

 

緋花玉は冬から早春に水やりをすると花付きが悪くなるようですが、冬に完全に断水すると細根が枯れて株も萎れてしまうので回復するのに時間がかかってしまいます。

なので、冬場でも月1回くらい水やりをした方が株が綺麗に保てます。

 

但し、冬に水やりをする場合は根腐れや凍結が起こりやすいので、暖かい日の日中帯に土を湿らせる程度の水やりにした方が安全です。

 

また、冬場完全に断水する場合は春から秋にかけて薄めの液肥を与えてしっかりと成長させておくと長期間断水しても萎れることなく冬を越せるようになります。

 

それでも長期間断水すると細根は枯れてしまうので、春からの成長開始は遅れると思います。

 

もっとも、春になって植え替えをするのであればその時に細根は全て切ってしまうので、細根が枯れていてもあまり問題ないのかもしれません。

 

個人的にはあまり頻繁に植え替えをしないので、細根を枯れさせないように冬でも断水はせずに水やりを続けていく予定です。

 

 

 

まとめ

 

今回は我が家のサボテンの中からギムノカリキウム属 緋花玉の様子と育て方、特徴を見ていきました。

 

緋花玉の育て方のポイントは

・高温多湿を好むが直射日光は苦手なので、遮光して蒸し作りで管理する。

・乾燥していれば-10℃まで耐えられるので、春から秋にしっかり成長させて冬に断水すると管理が楽になる。

・冬に断水しない場合は月1回くらい暖かい日に用土が湿るくらいの水やりをする。

 

 

緋花玉は普及種と言う事もあり丈夫で育てやすいサボテンです。

直射日光に当てない事と長期間乾燥させない事を注意すれば、他にそれほど気を使う事は無いと思います。

 

植え替えも一般的なサボテンと同様に小苗は毎年、成長して大きくなってからは2年に1回、春に行えば順調に成長していきます。

 

 

今日はここまで。

 

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