趣味の時間

テレビ番組の事前情報とサボテン栽培日記

【サボテン】ギムノカリキウム属 ペンタカンサの育て方

   

今日は我が家のサボテンの中からギムノカリキウム属 ペンタカンサの様子とペンタカンサの育て方や特徴を見ていきたいと思います。

 

スポンサーリンク

 

ギムノカリキウム属 ペンタカンサ

 

ギムノカリキウム属 ペンタカンサ(Gymnocalycium buenekeri)

2018年9月8日撮影

直径3.5cm、高さ3.2cm

 

ペンタカンサは2017年7月27日に近所のダイソーで入手しました。

ダイソーサボテンなので、もちろん品種名は自己判断ですが。

 

 

2017年7月30日撮影

直径3cm、高さ2.5cm

 

ペンタカンサを入手したのは1年以上前になりますが、この1年で直径0.5cm、高さ0.7cm程の成長でした。

 

 

ペンタカンサは入手直後と2017年11月に植え替えをしています。

 

入手直後の植え替えは問題なくできましたが、11月に植え替えをした影響で、その後はなかなか発根せずに萎れていました。

 

なんとかペンタカンサを早めに発根させようと思い、去年の12月からは日中帯に30℃以上になる日の当たる窓辺に置き、夜間は加温して20℃以上を保つようにして、適度に水やりを行いました。

 

その甲斐あってか、今年の1月になるとペンタカンサが発根してきました。

 

2018年1月15日撮影

真冬に発根し始めたペンタカンサ。

冬の植え替えの影響で株元が萎れてへこんでいます。

 

 

その後は20℃以上に加温していたこともあって、冬の間も定期的に水やりを続けていましたが、今年の4月か5月頃からは1回の水やりの量をかなり減らした(大さじ1杯程度)影響でほとんど成長しなくなっていました。

 

このままではさすがにまずいと思って、今年の8月後半から水やりの量を鉢底から流れてくるくらいに増やすと、その後は分かりやすく成長を再開してきました。

 

と言うことで、7月の時点では入手時とほぼ変わらない直径3.1cm程のペンタカンサでしたが、ここ2ヶ月間で急激に成長して直径0.4cm程大きくなりました。

 

今後も今の水やりを続けていく予定なので、これからはおそらく順調に成長していくと思います。

 

スポンサーリンク

 

 

ペンタカンサの育て方と特徴

 

ここで、ペンタカンサの育て方と特徴を見ていきたいと思います。

 

ギムノカリキウム属 ペンタカンサ(Gymnocalycium buenekeri)

原産地 ブラジル

 

 

ペンタカンサは日本では普及種としてよく見かけるサボテンですが、原産地のブラジル南部のリオグランデ・ド・スル州では絶滅が危惧されているようです。

 

ペンタカンサは学名がベネケリー(buenekeri)なので、一見学名とは無関係の名前に見えますが、旧学名がG. denudatum v. pentacanthumなので、そこからペンタカンサという名前が来ているようです。

 

ペンタカンサは和名は聖王丸ですが、なぜか学名のペンタカンサの方で呼ばれる事が多いサボテンです。

パロディア属の青王丸と発音が同じなので紛らわしいからなのかもしれません。

 

ちなみに、ペンタカンサはpenta(5本の)acantha(刺)と言う意味ですが、1つの刺座から生えてくる刺は必ずしも5本とは限らないようです。

我が家のペンタカンサも1つの刺座から6本の刺が生えています。

 

 

ペンタカンサは旧学名がdenudatumだったので

・蛇竜丸(Gymnocalycium denudatum Pffeif.)

・天王丸(Gymnocalycium denudatum var. argentinesne)

・海王丸(Gymnocalycium denudatum var. paraguayense Mundut.)

などが近縁種のサボテンとされていました。

 

しかし、現在ではGymnocalycium buenekeri=Gymnocalycium horstii var. buenekeriとなっているので、ホルスティの近縁種とされているようです。

 

ちなみに、ホルスティもペンタカンサと良く似ているサボテンですが、ホルスティは肌に艶があり、ペンタカンサは艶消しの肌になっています。

 

 

ペンタカンサは成長すると直径10cm以上、高さ15cm程になり、仔吹きが旺盛なサボテンです。

 

株径が10cm程になると夏に直径6cm程の薄いピンク色の花を頭頂部に咲かせます。

 

ペンタカンサは水を好みますが、直射日光は苦手です。

一般的なギムノカリキウムの管理方法として弱光線で蒸し作りにするというのが定番ですが、ペンタカンサもこの方法で管理すると元気に育ちます。

 

と言うことで、ペンタカンサは直射日光を避けて遮光し、水やりは多めにして管理していきます。

 

冬は乾燥していれば-4℃にも耐えられるようですが、一般的には0℃以下にならないようにして断水するか、月一で軽い水やりをします。

 

 

 

まとめ

 

今回は我が家のサボテンの中からギムノカリキウム属 ペンタカンサの様子と育て方、特徴を見ていきました。

 

ペンタカンサの育て方のポイントは

・弱光線で蒸し作りにする。

・冬は0℃以下にならないようにして、断水するか月1回の軽い水やりをする。

 

 

ペンタカンサは栽培が比較的容易なサボテンのようなので、詳しい育て方はあまり出てきませんが、逆に言えば一般的なサボテンの栽培方法を守っていればそうそう枯れる事は無いのかと思います。

 

適度に植え替えをしながら直射日光を避けて、水やりを多めにする事に気をつけていれば、他はそれほど手間がかかる事はなさそうです。

 

 

今日はここまで。

 

スポンサーリンク

  関連記事

 - サボテン