【サボテン】ギムノカリキウム属 海王丸の育て方
今日は我が家のサボテンの中からギムノカリキウム属 海王丸の様子と海王丸の育て方や特徴を見ていきたいと思います。
ギムノカリキウム属 海王丸
ギムノカリキウム属 海王丸(Gymnocalycium denudatum cv. Kaiomaru)
2018年9月11日撮影
直径4.6cm、高さ3cm
海王丸は2018年5月2日に通販で購入しました。
画像では株元がかなり浮きあがってきていますが、以前植え替えた時にはもう少し深めに植え込んでいました。
海王丸の株がなぜ浮いてきてしまったのか、原因が良く分かりませんがとりあえず元通りに植え直した方がよさそうです。
とは言え、現状で特に健康面での問題が出ているわけではないので、植え直すのはどうしても後回しになってしまいそうです。
下手をすると、次回の植え替えまでこのまま放置される事になるかもしれません。
2018年5月3日撮影
海王丸は5月2日に入手していますが、この画像は翌日の5月3日の植え替え直前に撮影した画像です。
海王丸は入手時には黒いプラスチックの2.5号鉢に腐葉土メインの用土を使用して植え込まれていました。
入手した翌日の5月3日にはダイソー3号鉢に軽石メインの用土(刀川平和農園のサボテン培養土)を使用して植え替えました。
海王丸は5月に入手した時には直径が4.5cmだったので、現在直径4.6cmと言うのはほぼ誤差の範囲だと思います。
この4ヶ月であまり成長していないようですが、5月に植え替えたので時期的にまずかったという事はおそらく無いと思います。
と言うことで、ほぼ成長していないように見える海王丸ですが、上から見ると刺座の位置が以前よりも若干外側に移動しているので、本当に少しずつですが成長はしているようです。
今のところかなり成長速度が遅い印象の海王丸ですが、今年はまだ開花株になっていなかったようで花を見る事はできませんでした。
このままの成長速度だといつになったら開花株になるのかは分かりませんが、いずれは開花させられるように育てていきたいと思います。
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海王丸の育て方と特徴
ここで、海王丸の育て方と特徴を見ていきたいと思います。
ギムノカリキウム属 海王丸(Gymnocalycium denudatum cv. Kaiomaru)
原産地 ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイ
海王丸は元々の原種は蛇竜丸(Gymnocalycium denudatum Pffeif.)のパラグアイ変種とされていました。
学名も海王丸(Gymnocalycium denudatum var. paraguayense Mundt.)となっていましたが、現在は園芸交配によって原種の海王丸とはかなり違うものになっているようです。
現在一般的に普及している海王丸は株に沿ってうねった刺が生えていて、成長すると直径10cm、高さ15cm程になります。
海王丸は開花株になると5月から6月に直径7cm程の白い花を咲かせます。
海王丸がどの程度で開花株になるのかは分かりませんが、我が家の直径4.6cmの海王丸は今年は開花しなかったので、もう少し大きめのサイズにならないと開花しないようです。
海王丸の性質としては暑さと多湿には強いですが、直射日光に当てると日焼けするので遮光して管理します。
また、寒さにはそれほど強くないようで、0℃以下になると凍結してしまう可能性があります。
なので、冬場は5℃以上を保つようにした方が安全です。
海王丸はギムノカリキウム属の中でも水を好むサボテンなので、1年を通して水を切らさないように管理します。
一般的なサボテンの栽培方法では日本の夏は半休眠状態になるので水やりも少なめにすると言われていますが、海王丸は夏でも成長を続けるので用土が乾いたらその都度水やりをするようにします。
また、冬も断水せずに月1~2回の水やりを続けるようにします。
植え替えは小苗のうちは毎年、ある程度成長してきたら2年に1回春か秋に行います。
まとめ
今回は我が家のサボテンの中からギムノカリキウム属 海王丸の様子と育て方、特徴を見ていきました。
海王丸の育て方のポイントとしては
・暑さと多湿に強いが、直射日光は避けて遮光する。
・寒さにはあまり強くないので、5℃以上をキープする。
・水を好むので、春から秋は用土が乾いたら、冬は月1~2回の水やりをする。
海王丸はギムノカリキウム属なので、一般的なギムノ系の栽培法(直射日光を避けて蒸し作りにする)で元気に育ちます。
特に冬の凍結と夏の直射日光に注意していれば、多少水やりが多くなっても根腐れを起こしにくいサボテンです。
とは言え、冬場に常に湿った状態でいるとさすがに根腐れすると思うので、冬の水やりは月1~2回程度、用土が乾燥している事を確認してから行うようにします。
今日はここまで。
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