【サボテン】パロディア属 ヘルテリーの育て方
今日は我が家のサボテンの中からパロディア属 ヘルテリーの様子とヘルテリーの育て方や特徴を見ていきたいと思います。
パロディア属 ヘルテリー
パロディア属 ヘルテリー(Parodia herteri)
2018年9月16日撮影
直径2.7cm、高さ2.5cm
ヘルテリーは2017年9月29日に通販で購入したミニサボテンセットの中に入っていました。
ヘルテリーを入手した時は砂のような用土に植えられていましたが、2017年11月に軽石メインの用土に植え替えをしています。
2017年10月3日撮影
直径3.3cm、高さ2.2cm
この画像はおよそ1年前にヘルテリーを入手した時に撮影したものです。
画像で見ても分かりますが、1年前のヘルテリーは直径は今よりも大きくて肌の色も艶のある明るい緑色でした。
その後、ヘルテリーは冬の植え替え&断水の影響で今のような艶のない肌になって株もだいぶ縮んでしまいました。
ヘルテリーは春以降も元の姿に戻る事は無く、むしろ更に縮んできています。
今年の4月の時点では直径3cm程でしたが、6月には直径2.5cm、9月現在では直径2.7cmになっています。
2018年4月4日撮影
直径3cm
2018年6月24日撮影
直径2.5cm
現在は6月の時点よりは多少大きくなっているようですが、これもほぼ誤差の範囲ではないかと思います。
と言うことでヘルテリーは冬に植え替えた影響か、この1年でまともに成長する事はありませんでした。
今後もあと2ヶ月も経てばまた冬が来てしまうので、ヘルテリーがまともに成長できるようになるのはおそらくは来年の春以降になるかもしれません。
若干拗れ気味のヘルテリーですが、サボテンは一度拗れると再び成長を開始するまでは下手に弄ったりしない方が良いらしいので、ヘルテリーが成長を開始するまで気長に待つことにします。
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ヘルテリーの育て方と特徴
ここで、ヘルテリーの育て方と特徴を見ていきたいと思います。
パロディア属 ヘルテリー(Parodia herteri)
原産地 ブラジル、ウルグアイ
ヘルテリーは旧ノトカクタス属(Notocactus)のサボテンで、普及種としてよく栽培されています。
和名では照姫丸と呼ばれているようですがほとんど聞いた事が無いので、一般的にはヘルテリーという呼び方が主流だろうと思います。
ヘルテリーは直径15cm程になるサボテンで、株径が7cm程になると5月頃に直径6cm~7cmのピンク色の花を頭頂部に咲かせます。
性質は比較的丈夫で寒暑に強く成長も早いようですが、大きくなると株の下側から茶膜が上がって来やすくなるので、綺麗な姿を保ったまま長期間栽培するのは意外と難しいようです。
ヘルテリーは冬の間は直射日光に当てるようにしますが、春から秋にかけては直射日光は避けて遮光をします。
冬は乾燥していれば-4℃まで耐えられますが、できれば10℃以上を保ちつつ水やりを続けるようにした方が良いようです。
ちなみに、旧ノトカクタス属の普及種のサボテンは冬に断水すると茶膜が上がって来やすいので、ある程度の温度を確保しつつ冬でも月2回くらいの水やりを続けた方が綺麗な姿を維持できます。
ノトカクタス属のサボテンは基本的に強健種なので枯れないようにするのはそれほど難しくありませんが、茶膜が上がらないように綺麗な株に育てるのは意外と難しそうです。
まとめ
今回は我が家のサボテンの中からパロディア属 ヘルテリーの様子と育て方や特徴を見ていきました。
ヘルテリーの育て方のポイントは
・基本的には丈夫なサボテンだが冬以外は直射日光を避けて遮光する。
・冬に断水すると茶膜が上がって来やすいので10℃以上をキープして水やりを続ける。
ちなみに、我が家のヘルテリーはまだ小苗なので耐寒性はそれほど高くないと思います。
小苗のサボテンは普通は冬でも軽めの水やりをしますが、我が家のサボテンは冬に植え替えたものが多かったので去年の冬は基本的に断水していました。
と言うことで、我が家の小苗のサボテンは冬の植え替えと長期間の断水でかなり体力を消耗したと思います。
我が家のヘルテリーが未だに調子が悪いのも、去年の冬の植え替えと断水の影響が続いているのではないかと思います。
なのでサボテンの種類にもよりますが、今後は冬の植え替えと長期間の断水は出来るだけ避けるようにしようと思います。
今日はここまで。
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