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【サボテン】フェロカクタス属 刺無王冠竜の育て方

   

今日は我が家のサボテンの中からフェロカクタス属 刺無王冠竜の様子と刺無王冠竜の育て方や特徴を見ていきたいと思います。

 

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フェロカクタス属 刺無王冠竜

 

フェロカクタス属 刺無王冠竜(Ferocactus glaucescens f. nuda)

2018年9月25日撮影

直径6.8cm、高さ6.5cm

 

この刺無王冠竜は我が家のサボテンの中ではかなり古株で入手したのは2010年12月頃です。

 

ちなみに、入手先は近所のダイソーでした。

 

2010年12月19日撮影

 

この画像は刺無王冠竜を入手してから3号鉢に植え替えた後に撮影しました。

 

その後、2017年8月に植え替えるまでのおよそ7年間は一切植え替える事も無く、水やりも途中半年間くらい忘れていた事もありました。

 

そんな状態だったので株の下側からは茶膜が上がってきていますが、逆に放置気味だった事で堅作りのような状態になって環境の変化に強いサボテンになっていたのかもしれません。

 

刺無王冠竜は入手時のサイズは測っていませんでしたが、植え替えた3号鉢の直径が9cmなので画像から判断するとおそらく3cmくらいだったと思います。

 

2017年8月5日撮影

直径5cm、高さ5.5cm

 

ダイソーから入手してからおよそ7年後の去年の8月の時点では直径が5cmになっていました。

 

7年前は3cmだったので、7年かけて2cm程の成長と言う事になります。

 

刺無王冠竜は元々それほど成長が早いサボテンではありませんが、それにしてもかなり遅い成長だと思います。

 

刺無王冠竜は去年の8月19日と11月14日に植え替えを行い、現在は直径6.8cmにまで急成長しました。

 

入手から7年間で2cmしか成長しなかった刺無王冠竜が、この1年程で1.8cm成長した事になります。

 

やはり、ちゃんと植え替えて水やりも定期的に行うと成長速度が全く違ってくるようです。

 

 

2018年9月23日撮影

直径3cm、高さ2.2cm

 

この刺無王冠竜は先日通販で入手したばかりの株ですが、サイズは以前ダイソーで入手した時の刺無王冠竜とほぼ同じくらいではないかと思います。

 

刺無王冠竜は自家受粉しないサボテンなので、2株とも開花株になった際には交配して見ようと思います。

 

ちなみに、我が家の刺無王冠竜は2株ともまだ開花した事はありません。

 

1株目は株のサイズ的にあと2~3年程で開花株になるかもしれませんが、1株目が開花するのは更に時間がかかりそうです。

 

と言うことで、刺無王冠竜を交配するのは少なくともあと4~5年以上先の話になりそうです。

 

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刺無王冠竜の育て方と特徴

 

ここで、刺無王冠竜の育て方と特徴を見ていきたいと思います。

 

フェロカクタス属 刺無王冠竜(Ferocactus glaucescens f. nuda)

原産地 メキシコ

 

 

王冠竜はメキシコのイダルゴ州が原産のサボテンです。

刺無王冠竜は元々黄色い刺があった王冠竜を園芸改良した刺無しの品種です。

 

刺無王冠竜はとても強健で、普及種としてダイソーなどの100均にも置かれていて安価で入手する事ができます。

 

成長はそれほど早くはないですが大型になるサボテンで最大で直径60cm以上の大きさになります。

 

肌は青緑色で刺が無く11~15個の稜があります。

 

ちなみに、我が家の刺無王冠竜は現在12稜です。

 

我が家の刺無王冠竜は入手した時には8稜くらいだったと思うので、徐々に稜が増えてきているようです。

なので、今後も稜数は増えていくかもしれません。

 

刺無王冠竜は株径が13cmくらいになると春から夏に直径3~4cmの黄色い花を頭頂部に咲かせます。

 

また、フェロカクタス属のサボテンに共通の特徴として刺座からは蜜が出てきますが、刺無王冠竜も春以降に気温が高くなると刺座から蜜がでてくる事があります。

とは言え、基本種の王冠竜に比べると蜜の量は少ないようです。

 

 

性質は寒暑に強くかなり強健ですが、夏に株が濡れた状態で直射日光が当たると日焼けを起こす事があるので株を濡らさないようにします。

 

冬は0℃でも耐えられますが、できれば乾燥させた状態で10℃以上をキープするようにします。

 

植え替えは小苗のうちは毎年、大きくなったら2~3年に1度春に行います。

 

 

 

まとめ

 

今回は我が家のサボテンの中からフェロカクタス属 刺無王冠竜の様子と育て方や特徴を見ていきました。

 

刺無王冠竜の育て方のポイントは

・基本的に強健種なので、一般的なサボテンの管理で問題なく育つ。

・夏の直射日光にも耐えるが株が濡れていると日焼けを起こすので、株を濡らさないようにする。

・冬は0℃以上をキープする。できれば乾燥させて10℃以上にする。

 

 

刺無王冠竜はかなりの強健種なので、基本的には管理にそれほど気を付ける事はありません。

 

我が家の刺無王冠竜は植え替えもせずに水やりもサボり気味でしたが、成長こそほとんどしませんでしたが枯れる事もありませんでした。

 

株が濡れた状態で強い直射日光に当てないようにする事と冬に極端な寒さに当てない限りはそうそうダメになる事はないと思います。

 

とは言え、ダイソーサイズの小苗のうちは直射日光や耐寒性も成球ほど強くは無いと思うので直径5cmくらいになるまでは冬は室内に取り込んで、夏も直射日光には当てないように遮光した方が良いかもしれません。

 

ちなみに、我が家の刺無王冠竜は元々室内栽培なので直射日光には当てていませんでした。

 

 

刺無王冠竜は刺が無いので植え替え作業が他のサボテンよりも楽にできます。

 

大型になるサボテンなので、あまり大きく成長すると手に負えなくなる可能性がありそうですが、我が家のように数年に1度の植え替えではあまり大きくなる事も無いのかと思います。

 

 

今日はここまで。

 

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