【サボテン】ステノカクタス属 千波万波の育て方
今日は我が家のサボテンの中からステノカクタス属 千波万波の様子と千波万波の育て方や特徴を見ていきたいと思います。
ステノカクタス属 千波万波
ステノカクタス属 千波万波(Stenocactus multicostatus)
2018年10月3日撮影
直径3cm、高さ3.5cm
千波万波は2017年10月24日に通販で購入しました。
入手後は2017年11月に植え替えを行い、その後は冬の間は断水して今年の3月後半から水やりを開始しています。
2017年10月24日撮影
直径2.5cm、高さ2.5cm
この画像は入手した時の千波万波ですが、直径は今よりも0.5cm小さい2.5cm程でした。
その後、千波万波は植え替えた時に浅く植え込んだ影響で高さがかなり高くなっていました。
2018年1月13日撮影
2018年7月7日撮影
千波万波は入手後に植え替えてからはずっと2号鉢に浅く植えていましたが、途中であまりに縦に伸びてきたので、現在は2.5号鉢に深めに植え込み直しています。
と言うことで、千波万波は高さはかなり伸びていると思われますが途中で植え直したので、どの程度伸びているのか正確な数字は分かっていません。
ちなみに、高さがかなり伸びている千波万波ですが、直径は今年の5月に測った時から全く変化していませんでした。
上から見た画像では、以前は刺座の位置が頭頂部付近に密集していましたが、現在はまばらになっているので成長が止まっているわけではないようです。
2018年7月7日撮影
2018年10月3日撮影
と言うことで、我が家の千波万波はなかなか太くならずに縦に伸びているようです。
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千波万波の育て方と特徴
ここで、千波万波の育て方と特徴を見ていきたいと思います。
ステノカクタス属 千波万波(Stenocactus multicostatus)
原産地 メキシコ
旧エキノフォスロカクタス属としても知られる千波万波は直径15cm、高さ12cm程のサボテンです。
千波万波という和名の他に多縮玉、多稜玉、縮玉、彗星龍などのシノニム(別名)があります。
千波万波は最初は球形をしていますが、成長すると縦に伸びて円筒状になっていきます。
成長は遅いようですが大きくなると円筒状に育っていくので、おそらく高さは12cm以上になるのではないかと思います。
ステノカクタス属のサボテンは稜の多さが特徴で、千波万波も120~160本の薄いヒダ状の稜を持っています。
我が家の千波万波はまだ小苗なので稜数はそれほど多くはありませんが、成長するにつれて徐々に稜数が増加してくるようです。
千波万波は春から夏に直径2.5cmの紫色の花を頭頂部に咲かせます。
個体によっては花の色が白やピンク色の物もあるようです。
また、千波万波は強光線を好みますが、夏の高温時には直射日光を避けて遮光します。
冬は乾燥している状態であれば-5℃にも耐えられるようです。
水やりは乾燥気味に管理しますが、乾燥させすぎると根が枯れてしまうので、月1~2回程度にします。
ちなみに、我が家では現在は2週間に1回の頻度で水やりをしています。
と言うよりも、我が家では水が好きなギムノ系も乾燥気味に管理するマミラリア系も全て2週間に1回くらいの頻度で水やりをしています。
本当ならサボテンによって水やりの仕方を変えた方が良いですが、鉢数が多いので個々に管理するとなるとかなり面倒大変です。
なので、水が好きなサボテンに合わせるよりも乾燥気味に管理するサボテンを根腐れさせない事を優先して、乾燥気味の水やりをしています。
千波万波は冬は水やりを減らして休眠状態にさせると耐寒性も増しますが、長期間断水すると細根が枯れてしまい春からの成長開始が遅れるので、我が家では冬の間も断水はしない予定です。
冬に断水しない場合は0℃以下にはならないように管理した方が良いと思います。
まとめ
今回は我が家のサボテンの中からステノカクタス属 千波万波の様子と育て方、特徴を見ていきました。
千波万波の育て方のポイントは
・強光線で育てるが、夏の直射日光は避けて遮光する。
・水やりは乾燥気味にする。
・冬は断水して休眠させると-5℃まで耐えられるが、断水しない場合は0℃以下にはしないようにする。
千波万波は基本的には育てやすく花も咲きやすいサボテンのようなので、一般的なサボテンの育て方で特に問題なく育っていきます。
植え替えもある程度大きくなったら2~3年に1回、春に植え替えればいいと思います。
サイズもそれほど大きくならないので、初めてサボテンを育てる場合にもオススメの品種です。
今日はここまで。
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