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【サボテン】パロディア属 雪晃の育て方

   

今日は我が家のサボテンの中からパロディア属 雪晃の様子と雪晃の育て方や特徴を見ていきたいと思います。

 

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パロディア属 雪晃

 

パロディア属 雪晃(Parodia haselbergii ssp.haselbergii)

2018年10月6日撮影

直径5.4cm、高さ6cm

 

この雪晃は2017年12月17日に通販で購入しました。

 

株が傾いていますが、根腐れしているわけではないようなので、株元が浮いてきた影響で傾いているだけだと思います。

 

 

2017年12月17日撮影

直径5cm、高さ4.5cm

 

この画像は入手時に撮影した雪晃ですが、入手した時は直径5cmだったので、10ヶ月で0.4cmしか成長していない事になります。

 

この数字だけを見るとかなり成長が遅いように見えますが、雪晃は入手してから今年の3月後半に水やりを開始するまでは断水していたので、その間に直径がかなり縮んでいました。

 

ちなみに、今年の3月2日に植え替えをした時には直径は4.2cmでした。

 

なので、今年の植え替え後からの7ヶ月間では直径は1.2cm成長している事になります。

 

それでも、そこまで成長が早いとは言えませんが、我が家の雪晃は途中で水やりの量が不足して3~4ヶ月は成長が止まっていたので、その事を差し引いて考えると7ヶ月で1.2cmの成長は割と早い方だと思います。

 

 

雪晃は植え替え後には4月20日から5月12日まで4輪が開花しました。

2018年4月27日撮影

 

雪晃の1輪の開花期間は2週間程度で、直径2cm程の朱色の花を咲かせます。

 

ちなみに、雪晃は自家受粉するサボテンですが、この雪晃は受粉しなかったようで、開花後に結実する事はありませんでした。

 

 

 

2018年10月6日撮影

直径6.2cm、高さ5.2cm

 

これは先程とは別の雪晃です。

 

この雪晃は2018年3月4日に通販で購入しました。

 

2018年3月4日撮影

直径4cm

 

この画像は入手した時の雪晃ですが、入手時の雪晃は直径4cm程の大きさでした。

 

現在は入手してから7ヶ月程経ちますが、直径は2.2cm程大きくなっているようです。

 

 

ちなみに、この雪晃は3月に入手したので入手後すぐに植え替えを行っています。

 

植え替え後は3月15日から4月11日まで3輪が開花していました。

2018年3月27日撮影

 

花の直径や色、開花期間は先程の雪晃とほぼ同じです。

 

先程の雪晃と違うのは、この雪晃は結実して種が取れました。

 

 

現在我が家ではこの雪晃から取れた種を蒔いて実生苗を育てていますが、雪晃の実生苗は用土を乾燥させるとすぐに赤くなって萎れてしまいます。

2018年8月8日撮影

 

この画像は8月の時点ですが、現在でも直径は2~3mmくらいなので、普通のサボテンと同じ管理ができるようになるまではまだ時間がかかりそうです。

 

 

と言うことで、我が家には実生苗を除くと2つの雪晃がありますが、今年は無事に両方とも開花させる事ができました。

 

とは言え、今年の開花は入手前の環境(冬の間の日照など)も開花にかなり影響していたと思われるので、純粋に我が家の環境だけで開花するのかは来年の春以降にならないと分からないと思います。

 

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雪晃の育て方と特徴

 

ここで、雪晃の育て方と特徴を見ていきたいと思います。

 

パロディア属 雪晃(Parodia haselbergii ssp.haselbergii)

原産地 ブラジル

 

 

旧ブラジリカクタス属(Brasilicactus)、旧ノトカクタス属(Notocactus)としても知られる雪晃はブラジルのリオグランデ・ド・スル州とサンタカタリーナ州が原産のサボテンです。

 

 

雪晃は直径15cm、高さ10cm程になるサボテンで基本的には単頭で育つ事が多い印象です。

 

仔吹きも一応するようですが、群生株になっている雪晃はほとんど見た事が無いので、それほど旺盛では無いと思います。

 

 

雪晃は株径が4~5cmくらいになると開花株になり、春頃に直径2cm程の朱色の花を頭頂部に咲かせます。

 

ちなみに、黄色い花を咲かせる黄雪晃というサボテンもあります。

 

 

普通のサボテンは日中帯に日光が当らないと開花しないものが多く、開花しても大抵は数日で花が終わってしまいますが、雪晃の花は一度開くと夜になっても閉じる事は無く、およそ2週間に渡って開花し続けます。

 

また、サボテンは基本的には自家受粉しない品種が多いですが、雪晃は自家受粉するので結実させて種を取る事ができます。

 

我が家の雪晃も今年の開花後に結実していたので、現在種を蒔いて育てています。

 

 

雪晃は比較的成長が早く育てやすいサボテンですが、大きくなると形が崩れやすくなるので、綺麗な形に育てるのは意外と難しいようです。

 

 

管理の仕方としては日当たりを好みますが暑さにはあまり強くないので、夏は直射日光を避けて遮光します。

 

一方で、寒さには強く乾燥していれば短期間であれば-5℃にも耐えられます。

 

とは言え、ギリギリの低温にさらすよりは5℃以上を保つように管理した方が元気に育ちます。

 

 

水やりは乾燥気味にして、春と秋は2週間に1回、夏と冬は月に1回程度にします。

 

また、2~3年に1度は植え替えを行います。

 

雪晃の植え替えの適期は春と秋ですが、秋に植え替える場合は冬までの期間が短いので根はあまり弄らないようにします。

 

 

 

まとめ

 

今回は我が家のサボテンの中からパロディア属 雪晃の様子と育て方、特徴を見ていきました。

 

雪晃の育て方のポイントは

・基本的には丈夫なので、一般的なサボテンの管理でOK。

・暑さにはあまり強くないので、夏の直射日光は避けて遮光する。

・寒さに強く乾燥していれば-5℃にも耐えるが、冬でも5℃以上をキープした方が良い。

・水やりは春と秋は2週間に1回、夏と冬は1ヶ月に1回程度。

・植え替えは2~3年に1回、春に行う。

 

 

雪晃は普及種で丈夫なサボテンです。

 

株径が4~5cmくらいの小さいうちから開花し、2週間くらい花が閉じることなく咲き続けます。

 

白い刺に覆われているので、一見強光線にも強そうに見えますが、意外と日焼けしやすいので気温が高くなってきたら遮光するようにします。

 

また多湿にも弱いですが、それは雪晃に限った話ではないので、サボテンの中で特に湿気に弱いという事は無いと思います。

 

どちらかと言うと雪晃よりもマミラリアの鉤刺軟質サボテンなどの方が湿気には弱い印象です。

 

雪晃は風通しを良くして用土がしっかりと乾燥してから水やりをすれば、そこまで根腐れしやすいという事は無いと思います。

 

 

雪晃に限らず、花サボテンを開花させるポイントは、特に冬の間の日照とある程度の寒さに当てる事が重要だと言われています。

 

雪晃は開花しやすいサボテンなので、冬に多少日照不足になっても花を咲かせるようですが、やはり冬の間によく日に当てると開花数も増えるようです。

 

 

植え替えは普通のサボテンと同様に2~3年に1回、春に行えば問題なく元気に成長していきます。

 

 

今日はここまで。

 

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